おはようございます。
宇津木台たにあい整骨院の玉置です。
本日もブログへの訪問、誠にありがとうございます!!
さて今日から何回かは交通事故に遭ってしまった時のケガについてと、事故をしてからの保険会社との対応などについてお話します。
まず大前提として、当たり前ですが交通事故には遭わないに越したことはありません。
とはいっても自分ではいくら気を付けていても、防ぎようのない場合も多々あります。
その時にどうするのか、知らないと身体的にも精神的にもさらには経済的にもマイナスなことが多々あります。
その辺りを詳しく説明していきます。
まず、今日は身体のお話、特に交通事故の際にほとんどの方が悩まされる『ムチウチ』についてのお話をしてきます。
まぁ交通事故のケガと言ったらムチウチという言葉が思い浮かぶ方が多いと思います。
簡単にまずはムチウチの説明をしましょう。
例えば、止まっている車に乗っていて後ろからぶつけられたとしましょう。
その際、衝撃で車は前に動きますので固定されている身体も前に動きます。しかし慣性の法則も働きますので重くて固定されていない頭はその位置に残ろうとしますので結果的に後ろにいってしまいます。(ヘッドレストに頭を打ちつけてしまうことも多い)
そしてさらに今度はその反動で頭は首の付け根を支点にして前に振られてしまいます。
この動きが鞭を打つ動作に似ているのでムチウチといわれています。
当然頭が前後に動く際には勢いがつきますので、筋肉はかなりの力がかかることになります。
例え相手方の車のスピードがあまり出ていなかったとしても、車の重さは数百キロありますから、持っているエネルギ-量は相当です。
ですので身体にかかる負担はかなり大きなものになります。
症状としましては、首の痛みや頭痛、肩甲骨と背骨の間の痛み、ひどいと腕にしびれなどが出るケースもあります。
また、時折吐き気やめまい、さらには動悸などといった一見ムチウチとは関係のなさそうな不定愁訴(はっきりとしたものではないがつらい症状)が出るケースがあります。
一過性(事故後数日)で収まればいいのですが、長く続いたり、事故後しばらくたってから出現するものがあります。
これはバレリュー症候群と呼ばれるもので、事故の衝撃によって自律神経のうちの交感神経と呼ばれるところに障害が障害を受けて発生します。
痛みなどの症状も含めて、事故直後は意外と症状がすぐに表れないケースも多いです。
ですので軽微な事故だからと言って油断せず、その場で大丈夫と判断しないことが大切です。
首の痛みも事故後1週間してから強く出てきたと訴える方も多数いらっしゃいます。
当院では事故直後はあまり強い刺激は与えず(直後は炎症が起きているため、血流を良くしすぎると悪化するケースが多いため)、アイシングなどで早めに炎症が引くようにしていきます。
状態に応じて施術の内容を変えていきますので、事故してすぐの時からでも通っていただけます。
保険会社によっては事故直後の整骨院への通院を禁止されるケースもあるのですが、そこを決めるのは患者様ですのでご安心ください。
このあたりの保険会社とのやり取りについては次回また詳しく説明いたします。
とにかく今回の内容としては、軽い事故でも甘く見ないこと!
これが言いたかったことです。ホント泣きをみますので気を付けてください。
そのほか交通事故に関してのお問い合わせはお電話にてお気軽にご相談ください!
治療に限らず、不安なことなんでもお聞きください!
こういう書き方をすると期待しているみたいで嫌なのですが、不安を抱えているとよくなるものもよくならないので、早めの連絡をお待ちしております!(もちろん、一番は事故をしない、遭わないですよ!)