おはようございます。
宇津木台たにあい整骨院の玉置です。
本日もブログへの訪問、誠にありがとうございます!
今日は膝の痛みについてのお話。
一口に膝の痛みと言いますが、病態は様々です。
まずは簡単に膝がどうなっているのかのお話からしていきます。
上の図をご覧ください。
これは膝を内側から見た図です。
まず狭い意味での膝関節(曲げ伸ばしする部分)は太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)とが作っている関節です。
この中に半月板であったり十字靭帯などの時々スポーツ選手のケガで聞く部分があります。
よく軟骨がすり減るという部分はこの関節にの太ももの骨側にある軟骨を指しています。(詳しくは後で書きます)
この関節は関節包という袋に包まれていて、その中はヒアルロン酸などの潤滑液で満たされています。
で、もう一つ膝には関節があり、それが太ももと膝のお皿(膝蓋骨)で構成される関節です。
このお皿は膝にとってとても重要で、太ももの前の筋肉にくるまれており、膝を曲げるうえでのてこの支点のような働きをしています。
この関節の間には滑液包と呼ばれる袋があり、それがクッションだったり動きを滑らかにする作用を持っています。
他にもいろいろあるのですが、まぁざっくりこんな感じです。
ざっくりといっても結構いろいろあるんです。膝。
ここからは膝の痛みについての話をしていきます。
例にもれず長くなりそうなので、今日はその中でもよく聞く軟骨の話をしましょう。
膝の軟骨がすり減ることを変形性膝関節症と言ったりします。
ではなぜすり減るのか?
それは簡単に言えば必要以上にぶつかっているからです。
通常度の関節も遊びがあり、そして動きの中で少しだけ転がったり滑ったり捻じれたりしています。
膝の関節はもろに荷重を受けていますので、この遊びがなくなり上手くこの少しの運動が制限されてしまうとぶつかってしまいます。
それによって軟骨が変形してしまうのです。
変形はほとんどの場合内側に起こります。
これは年齢を重ねると特に内ももの筋力が弱くなり、膝を内側に引っ張れずO脚になってしまうことで、内側の方がぶつかりやすくなってしまうためです。
ここまでは膝の変形の病態の説明です。
症状としては、最初の数歩だったり立ち上がる時だったり、動き出しに痛みを感じます(starting pain)。歩いているうちに意外と平気になってくることが多いです。
もちろん曲げ伸ばしも痛く、正座が困難になってきます。
曲げる時だけでなく、伸ばすときにもギシギシと音がすることもあります。
で、じゃあ当院ではどのような治療をするのかですが、まずは周りの関節の動きを正しく動くようにしていきます。
具体的には足首と股関節です。
太ももの骨とすねの骨でできている膝関節は、足首と股関節の動きと連動しています。
これらの関節が正しく動かないと、転がったり捻じれたりが上手く動かない為です。
もちろん膝自体の動きもつけていきます。
さらに膝の周りやお尻回りの筋肉を緩めることで動かしやすくしていきます。
ほとんどの場合これらの筋肉は動かすのにかばったりして負担がかかり硬くなっています。
そうすると当然膝は動かしにくくなってしまいます。
曲げる時も伸ばす時もギシギシ音がするような膝の場合は難しいケースもありますが、ほとんどの場合これらの施術で楽に動けるようになります。
よく整形外科ではヒアルロン酸注射をしてどうかという話を聞きますが、前述したとおりヒアルロン酸は潤滑液ですので、動きを滑らかにするためのものです。
実際には周りの組織からの影響を大きく受けているケースがほとんどなので、その場だけだったりするケースも多いようです。
また病院で変形といわれても、実際はそこまで変形していることが痛みの原因でない場合も多く見受けられます。(実際に変形していても)
根本的な解決を図るのであれば、しっかりと痛みの原因をとらえて治療に当たることをお勧めします。
膝の症状でお困りならぜひ一度ご相談ください!
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