おはようございます!
宇津木台たにあい整骨院の玉置です。
本日もブログへの訪問、誠にありがとうございます。
さて、今日は前回に引き続いて腰痛についてのお話。
前回は股関節周りの筋肉についての話をしていきました。
今日は股関節周り以外で腰痛を引き起こす原因を考えていきます。
結論からまずは言ってしまうと『肩甲骨周りの筋肉』です。
実は肩甲骨の動きが腰痛に密接に関わっています。
その解説をしていきます。
とまあ背中全体のイラストを載せました。
一個一個の筋肉についての説明は割愛しますが、肩甲骨にはもちろん肩を動かす筋肉がたくさんついています。
肩甲骨がきちんと動かないともちろん肩(腕)は上がりません。
じゃあなんで腰に関係があるのか?
イラスト左側の⑤の筋肉、広背筋が関わってきます。
この筋肉、始まりは骨盤と背骨です。
そして肩甲骨の下の部分(くっついています)と、わきの下を通って上腕骨の前側にくっついています。
作用としては腕を内側にひねる(内旋)、後ろに引く(伸展)、身体を後ろに倒す(伸展)横に倒す(側屈)、回す(回旋)などの動きをします。
この広背筋が緊張すると、肩甲骨は下に引っ張られてしまい、腕の動きに関して言えば上がりにくくなります。
そして体幹に関して言えば、前や横に曲がりにくくなり、ひねりにくくなります。
ですので、このように広背筋が緊張すると、腰痛が起こりにくくなるわけです。
ここまではいいでしょうか?
実際に腰を通る筋肉ですので、想像は少しできるかと思います。
で、肩甲骨の動きが悪くなるのは何も広背筋だけが原因ではありません。
肩甲骨を動かす筋肉は図に出ているだけでもたくさんありますし、図にはないですが、肩甲骨の裏側から肋骨についている前鋸筋なんて筋肉もあります。
これらの筋肉が正常に働かなくても肩甲骨の動きは悪くなります。
そうすると、同じように肩甲骨にくっつく広背筋はそこ自体に問題がなかったとしても負担を受けることになります(広背筋自体もストレスは受けやすい筋肉ではあります)
それによって間接的に腰に負担がかかり、痛みが発生することにつながってしまいます。
実際いくら下半身の施術をしてもよくならなかった方が、この肩甲骨周りを動かしたことで痛みが楽になるというケースが実はかなり多いです。
腰が痛いとどうしても腰が悪いと思いがちなのですが、痛みが出ているのはあくまで結果です。
ですので、いくら腰をマッサージしてもよくならないということは多々あります(もちろん原因が腰にある場合もあるのでその場合は良くなりますが)
痛みの原因がどこにあるのか、しっかりと特定して、それに合った施術と予防をすれば痛みの出にくい体を作ることは可能です。
なかなかよくならないのは、原因に対して施術ができていないか、何か負担がかかることがあるかのどちらかです。
しっかりと対処して痛みの出ない身体を目指しましょう!
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