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​こんな症状の方へ

​首の痛み(くびのいたみ)

■首の痛みの原因と解消法

 

首の痛みは、およそ7割の人が一生に一度は経験するといわれるほど、よくみられる症状です。

 首の骨(頚椎=けいつい)は、重さが6~8キロもある頭を支え、上下左右に動かしたり、回転させたりと、複雑な動きをコントロールしています。それだけに首には日ごろから大きな負担がかかりますが、加齢によって首の筋肉が弱ったり、運動不足で首をあまり動かさないでいると、首の筋を違えたり、こりから筋肉痛を起こしたりします。

首の痛みの多くはこうしたタイプで、日常の習慣を見直したり、首の筋肉を鍛えることで改善されます。

首が痛い男性

■PC、スマホの影響

近年ではパソコン、スマートフォンの普及もあって、首の痛みを訴える人が増えています。その最大の原因は、よくない姿勢を長時間続けることです。パソコン作業をしている人の多くが、背中を丸め、顔を少し前につき出すような姿勢をしています。(今のあなたの姿勢はどうでしょうか?)

この姿勢は、アゴがつき出され、首が後ろに反り、頚椎や首の筋肉を緊張させる不自然な状態で、長時間続けていると、首や肩の血液の流れが悪くなり、疲労物質の乳酸などが蓄積し、こりや痛みを引き起こします。

パソコン作業にかぎらず、一般的なデスクワークや、テレビをみているときなども、同様のことがいえるので注意が必要です。

■改善、予防策は?

 首の痛みの予防と改善の第一歩として、背筋を伸ばし(背中をいすの背につける)、アゴを少し引く姿勢を心がけましょう。(時々自分の姿勢を見直し、意識的に姿勢を整える習慣を身につけましょう)

また、長時間同じ姿勢を続けると、首の筋肉や頚椎に大きな負担となります。少なくとも1時間に一度は席を立ち、次のような運動をします。

(1) 首を左右にゆっくり倒す(5秒くらいずつ交互に5回)

(2) 顔を左右にゆっくり向ける(首の筋が少し張る位置まで向ける。5秒ずつ交互に5回)

(3) 肩を大きくゆっくり回す(前回しと後ろ回しを5回ずつ)

(4) 腕を上げてブルブルとふるわす(腕を下げてブルブルふるわす)

全部やっても3分程度なので、忙しいときにも合間をみつけてやりましょう。

からだを少し動かすだけで、血行がよくなり、疲労物質などがたまりにくくなります。これらの運動は首、肩、腕などをリラックスさせるためなので、力をいれず、ゆっくりやるのがコツです(急に強く動かすと、筋肉をいためることがあるので注意が必要です。)

また、眼鏡の度が合っていないと、デスクワークのときに前かがみの姿勢になりがちです。背筋を伸ばし、アゴを引いた姿勢で見やすいように、眼鏡の調整をしましょう。

■しびれが起きている場合は注意が必要

加齢により首の骨(頚椎)がすり減ったり、骨と骨の間でクッションとなっている椎間板(ついかんばん)の変形が生じると、慢性的な痛みやしびれを起こすようになります。

頚椎の中央には、神経幹である脊髄(せきずい)がとおり、脊髄から枝分かれした神経が肩や腕へとつながっています。そのため頚椎が変形すると、首の痛みだけでなく、肩の痛みや手のしびれ、あるいは脚のしびれによる歩行障害、さらには排尿障害まで起こすこともあります。

こうした症状が起こるようになると、患者様のQOLにも支障をきたし、また治療にも長い時間がかかり、場合によっては手術が必要となる場合があります。できれば初期段階(首のこりや筋肉痛などの段階)で、早めに対処することが望まれます。

■当院での施術

宇津木台たにあい整骨院では、手技療法で過度な筋肉の緊張を和らげ、まずは痛みを取る事を目的とした施術を行ないます。

そして、再発防止の為には、根本的な原因を解決する必要がある為、姿勢分析と<たにあいメソッド>による施術で、土台となる骨盤や骨格を整えつつ、筋肉も良い状態に戻します。

一度では難しいのですが、それを繰り返す事で、だんだん身体も整っていき、次第に首の痛みも緩和されていきます。

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