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​こんな症状の方へ

​手足の痺れ(てあしのしびれ)

■しびれの症状

 

首の痛みのほかに、手足にしびれなどがある場合には、頚椎に次のような障害が起こっている可能性があるため、注意が必要です。

 

(1) 頚椎症(けいついしょう)

(2) 頚椎椎間板ヘルニア(けいついついかんばんヘルニア)

頚椎症は50歳以上の中高年に多くみられますが、椎間板ヘルニアは30~40歳代の比較的若い世代にも少なくありません。首のこりや筋肉痛をのぞくと、頚椎症と頸椎椎間板ヘルニアは、首の障害で最も多くみられる症状です。どちらも放置していると悪化しやすく、痛みなども激しくなるので、早めに医療機関を受診しましょう。

手の痺れ

■首のしびれ、よくある障害

(1) 頚椎症(けいついしょう)

加齢などによって椎間板の柔軟性が低下すると、骨と骨の間のクッションが弱くなり、頚椎そのものに強い力がかかって変形を起こしやすくなります。その結果、頚椎から腕へのびる神経が圧迫され、手や指のしびれ、感覚異常(感覚がない)、手が動きにくい、といった症状がみられます(神経根症状)。

また、脊髄が圧迫されると、脊髄は全身につながる神経の中心なので、あちこちにさまざまな症状が起こります(脊髄症状)。典型的な症状として、手のしびれや麻痺(ボタンがかけにくい、字がきちんと書けない、はしが持ちにくいなど)、脚のしびれや麻痺(つまずきやすい、脚が動かしにくいなど)、排せつ障害(尿が出にくい、トイレが近い、便秘など)があります。

(2) 頚椎椎間板ヘルニア(けいついついかんばんヘルニア)

椎間板にはゼリー状の物質が詰まっていて、クッションの役割をしています。加齢などよって頚椎の椎間板自体が変形した場合にも、神経や脊髄を圧迫すると、頚椎症と同様の症状を起こします。

(3) 脊柱靱帯骨化症(せきちゅうじんたいこっかしょう)

脊柱(背骨)の骨どうしをつなぐ靱帯が厚くなり、骨化していく病気です。原因はまだ不明ですが、骨化によって脊髄が圧迫されると、首の痛み、手足のしびれや麻痺など、頚椎症と同様の症状がみられます(※3)。早めに医療機関を受診し、どの部分の靱帯に障害が起きているかを検査し、適切な治療を受ける必要があります。

(※3)脊柱靱帯骨化症は、血糖値が高い人に多くみられることから、糖尿病ともなんらかの関係があると推測されています。

(4) その他

肺炎などを起こしたあと、細菌が頚椎に感染すると、首の痛みや発熱などの症状を起こすことがあります。この場合は、抗菌薬などで治療する必要があります。

また、頚椎にできた腫瘍によって、神経や脊髄が圧迫された場合も、首の痛みなどの症状が起こります。首を動かさなくて痛みが続く場合には、早めに検査を受け、良性や悪性かを調べて適切な治療を受けることが大切です。

■治療について

首の痛みの治療法には、大別すると次の3つがあります。

(1) 生活指導(初期段階)

医師の指導によって日常の生活習慣(姿勢や運動など)を改善し、予防する方法です。

(2) 保存療法(症状が少し進んだ段階)

鎮痛薬などで首の痛みを軽減しながら、悪化しないようにする治療法です。牽引(首をひっぱる)、温熱(首周辺を温める)などの療法も含まれます。

(3) 手術療法(かなり進んだ段階)

(1)と(2)の方法では改善されず、強い脊髄症状がみられる場合などには、手術を選択する方法もあります。発症した場所や程度によって、手術の方法は異なります。ただし頚椎の手術の場合、すべての症状を解消することは難しく、一部の症状が残るケースも少なくありません。また、合併症を起こすこともあるので、リスクについても医師からよく話を聞いておくことが大切です。

■当院での施術について

宇津木台たにあい整骨院では、手技療法で過度な筋肉の緊張を和らげ、まずは痛みを取る事を目的とした施術を行ないます。

そして、再発防止の為には、根本的な原因を解決する必要がある為、姿勢分析と<たにあいメソッド>による施術で、土台となる骨盤や骨格を整えつつ、筋肉も良い状態に戻します。

一度では難しいのですが、それを繰り返す事で、だんだん身体も整っていき、次第に首の痛みも緩和されていきます。

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