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  • 執筆者の写真tamaoki

柔道整復師・谷合学が解説!<腰痛>の原因と施術法。


みなさま、こんにちは。

八王子市久保山町にあります宇津木台たにあい整骨院の院長、谷合学です。

今日は、当院に来院される方の中でも多い症状のひとつ、「腰痛」の原因について考えを書きたいと思います。

今日のブログでお伝えしたい事は、「腰痛の原因は、腰にあるとは限らない。」という事です。

腰痛になると、書いて字の通り、腰が痛いから「腰痛」なのですが、整骨院に来院された患者様の腰をいくら施術しても、一向に良くならない場合があります。

その場合、原因を他の部分に求めていくのですが、まずはその一例として、「仙腸関節」の僅かなズレが原因の場合があります。

■仙腸関節

「仙腸関節」(せんちょうかんせつ)という言葉は、あまり聞きなれない言葉だと思います。

仙腸関節は、背骨の下の方にある仙骨という骨と骨盤の腸骨と呼ばれる骨の関節部です。

これがわずかに、ほんの数ミリずれるだけで、腰痛という悪さをしてしまうのです。

仙腸関節

これがわずかに、ほんの数ミリずれるだけで、腰痛という悪さをしてしまうのです。

こうなったら、腰をマッサージしたり、筋肉を緩めても、押されている時は気持ち良く改善しているかと錯覚しますが、この痛みの原因に対する解決法にはなりません。

僅かにずれた仙腸関節を元に戻さないといけないからです。

たにあいメソッドでは、全身の歪みを見ながら仙腸関節のバランスも整えていきます。

■ハムストリングス

そのほかの要因としては、「ハムストリングス」と呼ばれる、いわゆる太ももの裏の筋肉が原因の場合があります。

ハムストリングス

こちらの図は、ふとももを後ろから見た時のものです。

ハムストリングスは、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋と呼ばれる3つの筋肉で構成されています。

このハムストリングスが硬くなると、骨盤を下から引き下げている様な事になるで、腰回りの筋肉に負担がかかり、腰痛が発生するというメカニズムになります。

立ったまま行う体前屈をした場合、「太ももの裏が痛い」といわれる方の腰痛は、このパターンを疑います。

この様なハムストリングスに原因がある患者様へは、ハムストリングスとお尻や骨盤周りを緩め、骨盤の動きをよくする施術を行います。緩みと共に腰回りの痛みが少しずつ抜けていくのが体感できると思います。

今日のところは、腰痛の2つの原因について記載いたしました。

 

■実は医療機関でも腰痛の85%が原因特定できない

エックス線やMRIなど病院で行う画像検査に結果、腰痛の原因が特定できる症状は「特異性腰痛」と言われ、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症等、限られた症状です。

その他の約85%は、神経症状や重い基礎疾患などがなく、どこが痛みの原因なのか特定しきれない「非特異的腰痛」だと言われています。

本日ご紹介した腰痛の原因は、その非特異性腰痛の中で考えられる原因の一例であり、原因の特定は簡単なものではありません。患者様それぞれに様々な原因がありますので、腰痛は特に厄介な症状です。

当院では痛みの箇所だけに施術するだけではなく、痛みの原因を探して原因に対する施術を行なっています。

原因にアプローチする事で、まずは出来るだけ早く痛みを取る事に注力しますが、そもそもの原因を解消する為の施術と患者様ご自身による改善をご提案しています。

どこに行っても良くならい腰痛や肩の痛み、首の痛み、交通事故のむちうち等、身体の痛みを治すなら八王子市宇津木台、たにあい整骨院へ。

私、谷合学が責任持って治療に当たります。

 

宇津木台たにあい整骨院

〒192-0023 東京都八王子市久保山町1-25-8 

TEL 042-696-6525

院長 谷合 学

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