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  • 執筆者の写真tamaoki

柔道整復師・谷合学が解説!<肩こり>の原因と施術法。


みなさま、こんにちは。

八王子市久保山町にあります宇津木台たにあい整骨院の院長、谷合学です。

今日は、当院に来院される方の中でも多い症状のひとつ、「肩こり」の原因と対処法について、当院の考えを書きたいと思います。

肩こりの女性

前回のブログでは腰痛を取り上げ、

「腰痛の原因は、腰にあるとは限らない。」という事をお伝えしたのですが、肩こりにも同様の事が言えます。

 

■頭の重さは、ボーリングの球と同じ!?

まずは人間の頭の重さがどれだけあるか、ちょっと考えてみましょう。

人間の頭の重さは、目安として体重の10%程度を占めると言われています。

体重が50㎏の方は5㎏、70㎏の方は7㎏という事になります。

丸くて、重たいものをイメージしますと、先にスイカが思いついてしまいましたが(笑)、ここでは、もう少し分かり易いボーリングの球を例に挙げてみたいと思います。

茨城県ボウリング場協会http://bpai.jp/knowledge/index.html)「ボウリングの豆知識」によりますと、

ボウリングのボールの重さはポンドで表されます。重さを決める目安は、自分の体重の10分の1。体重50kgの人はボールは5kgという訳です。

  • 4ポンド……約1.8kg

  • 5ポンド……約2.2kg

  • 6ポンド……約2.7kg

  • 7ポンド……約3.1kg

  • 8ポンド……約3.6kg

  • 9ポンド……約4.1kg

  • 10ポンド……約4.5kg

  • 11ポンド……約4.9kg

  • 12ポンド……約5.4kg

  • 13ポンド……約5.9kg

  • 14ポンド……約6.3kg

  • 15ポンド……約6.8kg

  • 16ポンド……約7.2kg

協会ホームページによると、ご自分の体重の10分の1の重さのボールを選ぶのが良いそうです。

ちょうど、頭の重さと同じ位のボールを選ぶという事ですね。

■肩と首でボーリングの球を1日中支えていたら?

ボーリングの球と同じ重さの頭が、一日中ずっと首に乗っていると考えたら、首や肩が辛くなるのも頷けます。

それでは、首や肩が凝りやすい方と、肩こりが無い方との違いは何でしょうか。 それもボーリングの球で説明が出来ます。

皆さん、ボーリングの球を投げる時をイメージしてみてください。

通常、利き手で持って胸元に引き寄せて、もう一方の手を添えますよね。

その時、支えている手は、垂直に向いていませんか。

ボーリングの球を持つ女性イラスト

そうです、こんなイメージですね。

実は、人間の頭と首の関係でも、同じ様な事が言えるんです。

■常に前傾姿勢の現代人

仕事のスタイルがパソコンにシフトしていき、そしてこの10年で爆発的に普及したスマートフォンが更に姿勢を悪くしています。

例えば朝出勤して定時までパソコンで作業します。 そして通勤電車ではスマートフォンでブログやSNSを読む事に熱中します。 仕事が8時間、往復2時間の通勤だとしたら、1日10時間。

ずっと前傾姿勢でパソコンとスマホの画面を見続けている事になります。

今度、駅のホームで電車を待っている人たちや、電車の車内で人間観察をされてみてください。 10人中9人がスマホを見ています。そして、スマホを見ている人の姿勢は皆、同じ角度で首が前に出て頭が下がっています。

この姿勢を長く続ける事で、脳が正しい姿勢だと認識してしまうと言われています。

この様に、首が前に出る前傾姿勢が肩こり・首コリの原因になっている様ですね。

正しい姿勢と悪い姿勢

■前傾姿勢が肩こり・首こりの原因になる理由

人間の背骨は、腰から首まで25個の骨が積み木の様に重なって出来ています。 そして腰から首まで繋がっている背骨を横から見ると、まっすぐではなく、緩やかにS字のカーブを描いた形になっています。

これには理由があります。

もし真っ直ぐな直線だったとしたら、大切な頭(脳)に地面から直接の衝撃が与えられてしまいます。

これがS字である事で、クッションとて衝撃を分散させる事ができます。

正しい姿勢は、無意識の中でうまくバランスを取っている訳ですね。

背骨(脊柱)のイラスト

もし、首と頭が前にずれてしまったらどうでしょうか。さきほどの、スマホやパソコン作業の時の姿勢です。

その場合、バランスを取る為に、背中側で支えないとなりません。

これを支えるのは筋肉です。

具体的には、僧帽筋と言われる背中の筋肉です。この筋肉が頑張り続ける事で、前に突き出る首と頭とのバランスをとっているのです。

それから、首で特に頑張っているのが、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)と、斜角筋(しゃかくきん)と呼ばれる筋肉です。

これらの筋肉が頑張って重たい頭を支えるという事は、筋肉の繊維がずっと縮んだ状態で維持されている事になります。

そうすると、筋肉は疲れ、血流やリンパの流れが悪くなり、老廃物が排出されずに貯まり、コリから痛みへの発展していくのです。

イメージできますね。

首の筋肉(胸鎖乳突筋)(斜角筋)

■対処方法

酷い場合は、頭痛まで発展する肩こりや首のコリ、張り。

疲れは一晩寝たら解消しますが、朝起きた瞬間から辛さがある場合は、慢性化していると言えます。

こうならない様に、日頃から予防するしかありません。

予防や解消法としては、ストレッチや体操等で血流を良くする事が有効と言われています。 特に、オフィスでPC作業に従事されている方は、50分に一回、5分の運動を入れると良いとアドバイスしています。

同じ姿勢を取り続ける事は、宜しくありません。

■当院での施術 当院で行う、たにあいメソッドでは、身体全体のバランスと歪みをみながら、正しい姿勢に戻していきます。

そして、元に戻らない様に日常生活上のアドバイスをさせて頂いていいます。

長年かけて作られている今の姿勢と痛みです。

大体の患者様は、一回の施術で変化が出るのですが、残念ながら根本的に治るという事はありません。

殆どの方が、時間を空けて何回か計画的に通院して頂き、根本的な治療を目指されています。

長年の慢性的な肩こりや腰痛でお悩みの方は、一度、当院で見させてください。

どこに行っても良くならい腰痛や肩の痛み、首の痛み、交通事故のむちうち等、身体の痛みを治すなら八王子市宇津木台、たにあい整骨院へ。

私、谷合学が責任持って治療に当たります。

 

宇津木台たにあい整骨院

〒192-0023 東京都八王子市久保山町1-25-8 

TEL 042-696-6525

院長 谷合 学

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